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🐻【注意】クマ出没にご注意&野生動物との事故が起こった時はどうするの?

  • スカイ総合保険株式会社
  • 10月14日
  • 読了時間: 5分



寒露の候、皆さまにおかれましてはご壮健のこととお慶び申し上げます。


食欲の秋を迎えましたが、同時に食べ物を求めて人里へ降りてきた熊の被害が増えています。福井県の山林にはツキノワグマが生息しており、たびたび出没情報が報道されています。

子グマを見かけたら、近くに母グマもいます。速やかに立ち去る、または避難を行い絶対に近づかないようにしましょう。



🐻クマを引き寄せない対策・突然の遭遇を防ぐ対策も重要となります。


■家の柿・栗は実を収穫もしくは伐採する


人里に多く植えられた柿や栗などの果樹は、クマを引き寄せ人身被害を引き起こす要因となるため適切に管理することが必要です。



■生ごみ・機械油を屋外に放置しない


生ごみ、米ぬか、コンポスト、機械油、飼料などは、クマを誘引しますので、クマ出没の恐れがある場所や時期には放置しないようにしましょう。


※クマはペンキ油や農業機械の燃料の匂い、油かすにも反応し、引き寄せられますので注意しましょう。



■クマの潜み場となるヤブを刈り払う


山ぎわや住居、道路周辺ではクマが隠れやすい藪や草むらは刈り取って見通しをよくしておきましょう。


▼ツキノワグマについて(福井県庁公式ホームページ)




▼福井県内クマ出没情報(福井県エネルギー環境部自然環境課公式ホームページ)





■ツキノワグマについて


植物食傾向の強い雑食性

春は山菜やタケノコ、秋は柿や栗などの果実を主に摂食します。

季節によっては肉食の傾向が強くなります。


ハチミツを求めて家屋の外壁や墓石を破壊した事例もあります。



●明け方と夕方に活動が活発になる

この時間帯は、山中に入らないようにしましょう。

できるだけ単独での行動は避け、複数人で声を掛けあいながら行動しましょう。



走るスピードが速く、時速40km以上で走ることができる

短距離ならば時速50㎞で走ります。また、1日に50㎞歩くこともあります。

体重は60kg~100kg前後あります。



●嗅覚は犬並みに鋭い

視覚は人並み・それ以上に良いといわれています。

聴覚は高音に敏感であり低音に鈍感です。



●木登りが得意

ツキノワグマは木登りが得意で泳ぐこともできます。

爪を使い、垂直な壁を登ることもできます。このため、避難のために木に登ったとしても、クマは追いかけて木に登ってきます。


また、クマは厚い皮下脂肪があるため有刺鉄線を気にしません。



上記のようなクマの生態を理解し、十分に注意していきましょう。






■運転中に野生動物と衝突してしまった時


山中などを走行する場合は、キツネ、サル、タヌキ、シカなどの野生動物に遭遇する事があります。

場合によっては飛び出してきた野生動物を避けきれずに衝突してしまう事があります。


運転中に野生動物と接触した場合は「物損事故」となります。

野生動物には飼い主などの所有者がおらず、賠償責任を求める相手がいません。

そのため、野生動物と接触した場合の交通事故は「物損事故」扱いになります。

そのため事故の発生を警察に連絡する必要があります。



野生動物との衝突によって車両が損害した場合は、ガードレールや電柱等と衝突した場合と同じく、「単独事故(自損事故)」扱いとなります。



●警察に報告する

交通事故を起こしたドライバーには、「警察に交通事故の状況を報告すること」が定められています。交通事故を起こしてしまったら、直ちに警察に報告しましょう。



●動物を保護する(安全を確保する)

野生動物が負傷し動けない場合、道路上に放置してしまうと、後続車両への二次被害にもつながりません。衛生面や安全面に注意し、素手で触らないようタオルやダンボール等で

保護し、動物病院や保護施設に運びます。(野生動物の無償治療を行っている動物病院や施設もありますが、基本的に治療費はドライバーの負担となります)


動物保護施設や動物病院、一般道であれば市役所や保健所、高速道路であれば管理団体や道路緊急ダイヤル「#9910」に問い合わせて、指示を仰ぐ方が賢明です。



●動物が死亡している場合

野生動物が死亡している場合は、素手で触れないようにして、できるだけ交通の妨げにならないよう動物を路肩に移動させます。

動物は道路管理者または自治体が処理します。


なお、高速道路等や幹線道路で轢かれた動物を発見したときは、二次事故防止のためにも、道路緊急ダイヤル「#9910」に連絡してください。

全国共通で、固定電話と携帯電話からの通話は無料



■動物と衝突した場合、車両保険で補償されます


保険始期が2022年1月1日以降の場合、車両保険のご契約タイプを問わず補償されます。


※保険始期が2021年12月31日以前の場合、車両保険のご契約タイプが「一般条件」であれば補償されます。


▼動物と衝突した場合の車両保険について(損保ジャパン公式ホームページ)





■ロードキルを防ぐためには



「動物が飛び出すおそれあり」     の道路標識

予測できないところから飛び出してくる野生動物は、気を付けていても避けられずに事故が起こってしまう時があります。


野生動物が現れる可能性のある道路では、「動物が飛び出すおそれあり」という警戒標識があります。

この標識を発見した場合は車の速度を落とし、野生動物の出現に十分に注意して走行しましょう。





山へのハイキングや紅葉狩りなど、さまざまなイベントが開催される時期となりました。

しかし、秋は冬眠を控えた野生動物の行動が活発になる時期でもあるので、注意してイベントや外出を楽しんでいきましょう。


今回のご紹介は以上となります。


保険についてのご質問やご相談、プランの見直しについてお考えの方はお気軽にスカイ総合保険株式会社までご連絡ください!🙇


よろしくお願いいたします。




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生命保険から損害保険まで安心と満足をお届け致します

スカイ総合保険株式会社

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